福福吉吉

チャイルド・プレイの福福吉吉のレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
3.5
◆あらすじ◆
カレンは勤務先で返品された高機能なハイテク人形を持ち帰り、息子のアンディにプレゼントする。その人形は自ら「チャッキー」と名乗ってアンディの親友となるが、その人形にはAIの制御機能が欠如しており、チャッキーは周囲の状況を学習しながら際限なくアンディの邪魔になるものを排除しはじめる。

◆感想◆
「チャイルド・プレイ」(1988年アメリカ製作)のリブート作品であり、リブート元を鑑賞済みです。

本作は暴走するAI人形の恐怖を描いており、人形を通じてテレビやスマホなどの電子機器を操って、アンディを追い詰めていくチャッキーの恐ろしさが上手く出ていました。

チャッキーはかなり大きくて、可愛らしさが全くない人形になっており、とても怖いです。しかし、それを補うハイテク機能が多彩で、現代的なものにリメイクされていて良かったと思います。それていてアンディなどの言葉を額面通りに受け取ってしまうため、行き過ぎた行動になってしまうのもロボットらしくて面白かったです。

アンディは母子家庭で金銭的に裕福でないこともあり、カレンが持ち帰った人形を受け取るのですが、チャッキーの喋りがかなり鬱陶しいため、アンディがとても可哀そうでした。アンディは内向的ですが、母親思いの良い少年でしたが、カレンの恋人のシェーンとは不仲であり、これがきっかけになって惨劇が幕開けしていき、ワクワクしました。

チャッキーの襲撃シーンは刃物で相手をザクザク切っていくので、かなり痛々しいです。チャッキーが大きいこともあって迫力あり過ぎな感じでした。

呪いからAIの暴走という形にシフトしたチャッキーでしたが、現代風でなかなか面白かったと思います。

鑑賞日:2023年11月19日
鑑賞方法:CS ムービープラス
(録画日:2022年12月17日)
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