センター分けのましゅちゃん

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのセンター分けのましゅちゃんのレビュー・感想・評価

4.8
シティーハンターTHE MOVIE/
史上最香のミッション
北条司原作の日本漫画
「シティーハンター」を
フランスで実写映画化。
日本版の吹き替えには
主人公冴羽獠に山寺宏一、
相棒の香には沢城みゆきらが
名を連ねる。
【story】
ある日、いつもの如く
街の掲示板に「XYZ」の文字が
書き込まれ、
シティーハンターこと冴羽獠の元に
依頼が舞い込む。
今回の依頼は、
依頼者・ドミニクの父が開発した
その香りを嗅いだ者は誰もが
虜になってしまうという香水
"キューピッドの香水"を
守って欲しいという物だった。
その香水の効果に対して
半信半疑のまま依頼を
引き受ける獠だったが、
あの旧友であり、元傭兵の海坊主が
キューピッドの香水を
狙っている事が判明。
一見ありふれたこの依頼は
キューピッドの香水を巡って
思わぬ方向へと向かっていく...
【revue】
日本漫画の実写映画作品史上、
間違いなく5本、いや3本の指に
入るであろう作品を観てしまった。
実写映画作品の最高峰どころか
もはや途中から漫画を読んでるのか
アニメを見ているのかすら、
次元の境界がわからなくなるほど
スクリーンに映る彼らは
冴羽獠であり、香であり、
海坊主であり
シティーハンターそのもの。
吹き替え声優陣も
原作そっくりのキャラクター達に
息吹を吹き込んでおり、
山寺宏一さんの冴羽獠っぷりも見事。
しかもなんと
頭上をカラスが飛んでしまう。
そんな所まで見せてくれる。
原作リスペクトと愛にこれほどまでに
溢れた作品は観たことがない。
原作の持っている緩急の具合を
見事に調節しながら
笑いもシリアスも盛り込み、
腹を抱えて笑わせたかと思えば
思わず声が出そうなほど胸を熱くさせ
思わずホロリともさせてしまう。
ストーリーも原作シリーズに
追加エピソードとしてあっても
いいほど、
シティーハンターらしさもあり、
骨太なシナリオに仕上がっている。
ラストの主題歌"get wild"の
入りに関しては
原作ファンなら涙を流しながら
スタンディングオベーションを
送りたくなる。
どれほど原作が好きでも
愛を持っていても
それを頭の中で思い浮かべるように
映像に写し、
自分と同じように作品を愛している
多くの人や
映画ファン達に
自分の思うように届けるというのは
非常に難しい。
映画、実写、上映時間、といった
いくつものフィルターに
濾されてしまうと
原作漫画、アニメは否が応でも形を
変えざるを得ない。
そんな映画化の概念に
このドスケベスイーパーは
見事に風穴をあけてしまった。
限られた時間の中で間違いなく
この作品はボクらファンが
求めていた「シティーハンター」を
ほぼ原型をとどめたまま
全て見せてくれる。
新宿の街並みが登場しない事を
のぞけば、
この作品はまぎれもなく
あの"シティーハンター"
そのものである。
この作品を作り上げた
キャスト陣、製作陣に
感謝を伝えたくなる。
【評価】
ストーリー☆☆☆☆
演出☆☆☆☆☆☆
映像・迫力☆☆☆☆☆
上映時間☆☆☆☆
BGM☆☆☆☆☆
総合☆☆☆☆☆/5
原作ファンも
初見さんもおススメです。
最近あまりいい作品に
出会えていない方や
鑑賞作品を迷っている方はぜひ
映画掲示板に
「XYZ」
を書き込んでください。
あの男がフランスから
極上の作品を届けてくれます!
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