どう生きていくか向き合える。
これをこういう人もいるよねっで終わる人が大半だとは思うが。
フリーソロとは崖を命綱ナシで登ること。
ヒヤヒヤドキドキでしんどくなった
我らにはほぼ平らにしか見えない絶壁に小さな凹凸を見つけてそこを指先で掴み爪先で踏み込んで登っていく姿にただただ釘付けにされた。怖いのにみてしまう。
命のリスクを負ってまでやることか?
人に心配をかけてまでやることか?
こういう人たちはそんな言葉を浴びせられるが、私はそうは思わない。ここまで夢中になれるものを人生で見つけることって難しい、見つけられず死ぬ人は多いと思う。フリーソロを辞めさせたとして、彼の人生はそれまで以上にイキイキとしたものになるのだろうか。
その答えがわかっているから彼女も母も彼を止めないんだろうと思う。
大きなリスクがあろうとせっかく生き甲斐を見つけたならそこに突っ走らないと人生勿体ない。
常に死と隣り合わせで、生きることと何度も向き合ったゆえのフリーソロをして生きていくということは僕たちが想像がつくほど単純なものでは無いのかもしれない。