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トールキン 旅のはじまりのruiのレビュー・感想・評価

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)
4.0
「ホビットの冒険」「指輪物語」の著者トールキンの半生。

ワーグナーのオペラ『ニーベルングの指環』をはじめ、ミドルアース(中つ国)、フィンランド語から[影響]されたエルフ語。生涯の親友たちと、愛を諦めなかったエディス、
そうやって生まれた仲間と勇気とじぶんを見つける為の冒険物語。
ロードオブザリングのキャラが紡ぐ言葉たちがどれも独創的で深く心に残るのは、トールキンの人生があるからなんだって。

「求めるものが定まらないなら、捨て去ってみるのよ」
「向こう見ず」なトールキン。ホビットのピピンも「向こう見ず」

王の帰還なみに重厚感ある、トールキンの親友たちとの時間が描かれていて芸術の永遠を感じて泣いた。
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