何となくの流れで。
メディア関係の作品という時点で気になってたけどなかなか見られていなかった。
社会派にありがちなスッキリってほどでもなく、かといって重すぎず。
セクハラはダメだけど、その一言で片付けられない諸課題を、3人の女性を中心に炙り出していくような作りで、学び取るものは多い。告発のしづらさやキャリアを失う覚悟、逆にセクハラを受け入れてキャリアを狙う覚悟、権力への対峙あるいは追随、同僚への影響etc・・・
そして、結局断ち切ったはず負の連鎖はまだ続いていくかもしれないけど、希望も。
エンタメ要素もあり見飽きないので、毛嫌いせずに見てほしい作品。
ロジャーエイルズ役の不愉快さが強すぎて、こんなのがまかり通るなんて、って思ったけど、フィクションで描かれることよりも現実のほうがやばい、ってこと最近多いからな。
