TATSUYA

スキャンダルのTATSUYAのネタバレレビュー・内容・結末

スキャンダル(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

んーと、まあ正直言って情報量が多かったですね。笑
まあ僕個人のコンディションも悪かったんですけど(前日まで一泊で就活、当日朝からスマホ2観賞後すぐ)、すみません。先に謝ります。途中、一瞬ですけど寝ちゃいました。笑
ストーリーが、つまらなかったことは一つもなくて、やっぱハリウッド三大女優の共演で迫力もありましたし、それなりにワクワクもしてたんですけど、ちょっと疲れが…笑

えー、ざっくり感想としてなんですけど、その働く女性たちの環境というか、のし上がるための術として、まあ男が悪いのかなぁって、ちょっと思ったりもしたんですけど。セクハラ、パワハラ問題は現在も尽きませんし、あれが4年前くらいの実話を元にしてたことも初めて知りました。
女性の権利が声高に叫ばれてる現代で、やっぱりお互いに行き過ぎてるのは良くないよなってのを再確認したというか。
というのも、女の人に権利ばっかり認めるのも良くないし、だからって男の管理職が女の人の弱みにつけ込んでハラスメントを行うのをスルーして良いはずもなくて。
まあ、どっちにしても上下関係の履き違えをしないことが一番重要なんかな、とは思いましたね。どんな仕事にでも下積み時代っては大事だし、そこを乗り越えないといけないというのを教えることは大切ですけど、下の者は奴隷ではないわけで。
これはそれぞれの職業で教育が変わってくることかもしれませんが、その根本は変わらんのじゃないのかなと。

あとは本当に人間という生き物の悪いところで、メーガン(シャーリーズ・セロン)がトランプ叩いて反感くらった後、自宅や家族まで一緒になって被害に遭うっていうのがね、今の日本でもそうですけど。弱いところや、低いところに流れ込んで一気に束になって、考えもなくいい加減発言をしてしまう。この世の中の仕組みがね、ちょっと変えないといけないんじゃないんですかって、思います。ネットはね、僕も散々お世話になっててアレなんですけど、やっぱり自由に、匿名で何でも言えちゃうし、できちゃうって所が良し悪しで、もう晒していいんじゃないかな、って思ってます。個人的には。結局、匿名にしないと個人情報がどうとか言いますけど、匿名に守られないと発言できないくらいの根性しかないってことでしょ?発言にはそれなりの責任があるんだって事をね、子供の時から知っとくべきだと思います。このネット社会だからこそ大切なことなのかな、って。

ちょっとズレちゃいましたけど、スキャンダル自体はね、大企業の根深い闇の中で泣き寝入りしていた女たちの逆襲的な感じだったのでね笑
まあ、最終もハッピーエンドじゃなくて、上の花の部分を切ったところで、根っこが腐ってりゃまた咲いてくる花は同じなわけで。ケイラ(マーゴット・ロビー)の最後の成長したシーンはカッコ良かったですよね。笑
同性の女の方なら、スカッとしたシーンなのかなって思いました。最初彼女は、新米で憧れだったFOX社に入れたことを喜び、必死にしがみつこうとしてました。それがロジャー(ジョン・リスゴー)のセクハラの罠にハマり…。あこから考えりゃスゲェ成長ですよね?笑

マーゴットは、次はハーレイクインありますし、シャーリーズはロングショットとは全く違う顔がみれました。
さすがハリウッド女優って感じで見応えはかなりのものでしたね!

まあ、諸々考えてちゃんともう一度観たいなって思いました。笑(反省)
TATSUYA

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