このレビューはネタバレを含みます
事実を元にな話だけど、所々のニュースシーンは本物だったりで真に迫ってたな~。
セクハラの恐ろしさと声をあげる勇気の映画。
なんかちょっと感動しちゃった。
グレッチェンが起こした訴訟にメーガンも声を上げた時、泣けたわ。彼女の立場から考えたらそのまま放置しても安泰の未来があったのにさ。
色々な事情が絡まってしまって声をあげる事自体が難しい。仕事をクビにはなりたくないし、理解を得られないことの方が多い。また嘘の告発って思われる可能性だってある、お金目的ってさ。
ほんと闇が深い。
相手には痛手って少ない。ビジネスの取引みたいなもんだし、上昇志向のある女性の野心を食い物にするだけ。いやなら断ったらいい、でも不興を買うって思ったら声は上げられない。
ケイラみたいに友達に見捨てられたりだってある事考えると……。
でも自分で立ち上がったケイラは素敵だった。前を向いてるのが分かって、彼女はきっとやっていけるだろうなって。
観る前までは3人で手を取り合ってなパターンと思ってたんだよねw
でも、この三者三様の立ち上がり方が素敵だった。
FOXの権力者を女性たちで倒したってのがまた今後のセクハラ被害者たちへの力になるよね。
イイ映画だった。