事実と放送局という見慣れた風景だけに説得力あるし、想像できる世界感で一気に観れる。
女性キャスターという職業は、当時のFOXみたいに分かりやすいセクハラプロデューサーかどうかは別にして、似たような場面に対峙してきているんじゃないかと思ってしまう。そして普通に女性で働くともっと小さくて細かいけど、表に出せない同じようなことはいくらでも、だよなと思ったりする。
表向きは男女平等でセクハラを訴えることも当たり前に見えるアメリカでも、こんなに女性が苦労して訴訟しているのを目の当たりにすると、日本では同じことがあっても訴訟することもなければ表にでることもないんだろうな、と。そこには、日本特有の組織論や労働ステージの男女比や国民性とか色々背景はあると思うけど、きちんと考えていきたいタイミングだよな、と改めて思う。
問題提議として、もう少し日本でも大きく扱って欲しいし、なんなら地上波で放送して議論のきっかけにならないかな、と。ま、全方位的に実現しないだろうけどね。
