やなぽん

マウトハウゼンの写真家のやなぽんのレビュー・感想・評価

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)
3.0
生と死が隣り合わせの状況で、生き残った人達の物語。

ナチスの行った殺戮は史実や映画で知っていたが、スペイン人もナチスの施設に収容されていたことを本作品で初めて知った。

いつ殺されるか分からない状況で命の危険を顧みず、行動を起こした勇気に感動します。

(命令とはいえ)冷徹なドイツ人もいれば、心優しい人間もいる。

『私は誰も殺していない。写真を撮っていただけで、ただ命令に従った』というドイツ人に対し、

『それが罪なんだ。。。』と言い放った一言が印象に残っている。
やなぽん

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