アインシュタインの忘却簿

マウトハウゼンの写真家のアインシュタインの忘却簿のレビュー・感想・評価

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)
4.0
東京大空襲の写真は、当時警察官であった石川広陽が撮影した10数枚しか残っていないそう。
石川光陽は、自宅の庭にネガを埋めGHQから守り抜いてくれた。

命をかけて当時のリアルを後世に残してくれた写真家たちに感謝したい。

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マウトハウゼンに収容されたスペイン人は7000人以上。
その多くはフランス軍と戦った兵士や内戦で敗れたものたち
フランコ政権のスニェル外相はドイツ軍に囚われたスペイン人たちの国籍を剥奪し、母国に見放されナチスの餌食となった。

パウルリッケンはマウトハウゼンの写真家となり、ナチスの実態を写真に収めていく。
終戦が近づき、写真のネガをどうにか残そうと奮闘する。
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