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マウトハウゼンの写真家のAKRのレビュー・感想・評価

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)
4.5
映画では淡々と観られる場面も、その時その場に生活しながら、真実を守る行動を命懸けでできるなんて、、、。言葉が無い。
ナチ系の類が沢山ある中で、ある意味この映画すらも芸術に感じてしまう。残酷な映画でしかないのに、全体的に希望が見え隠れしていて、劇中の音楽も美しい。
重いテーマだけに、もう一度観たいと思いつつも、そこは5つ星にはできない、息苦しさがあった。
ハッピーエンドとか、バッドエンドとかの次元では無いので、とにかくナチ関連映画あるあるの、ユダヤ人関係とは違う視点で物語を観てみたい人にはオススメ。
最後の娼婦さん、どうかどこかで元気に過ごせる時が残りの人生にあったのならいいな、と願う。
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