浅田家の写真は、LOVE展でのプリントを見て以来すごく好き。
出張カメラや商店街の写真も、見るたびにこんな写真が撮れたらなと憧れている。
家族写真を、なりたかった自分達を演ずるという森村さんのような作品スタイルは、最初から支持されていたわけでないと知った。
それでもユーモラスな作品の数々は、浅田家ならではの愛がそうさせていたんだなと、映画を見て感じた。
所詮家族写真、と批評家は突き放すけど、人間にとって一番身近で、力があるのも家族写真なのではないだろうか。
何を撮るのが正解なのか、なんて毎日考えてしまう自分の小ささが恥ずかしくなった。