写真家の浅田政志さんの実話を基
にした物語。
浅田家の次男として生まれた政志
さんは小さい頃から写真が大好き
で写真家を目指し専門学校へ。
卒業の課題として与えられた一生
にあと１枚しか撮れないとしたら
何を撮るかという問いに、
自身の家族写真を撮影し提出する
と最高賞を獲得したことで自信を
深める。
その後も浅田家の写真を撮り続け
撮りためた家族写真をひっさげて
上京し出版社を回るが出版までは
至らない。
最後の勝負と開いた個展で出版社
の目に留まり、写真集を出版する
も最初は泣かず飛ばず。
しかし写真界の芥川賞といわれて
いる木村伊兵衛写真賞を受賞した
ことで一躍有名に。
いろいろな家族の一番幸せな瞬間
を捉えた家族写真を撮り続けるが
一番最初に撮影した家族が東日本
大震災で音信不通に。
単身被災地に入った彼は写真家と
しての無力さに苛まれ掴んだ自信
を失ってしまう。
写真のもっている力、ひとのもつ
力の大きさを感じる素敵な映画で
二宮和也さんの圧巻の演技に惹き
込まれてしまいました。
ずっとあさだやだと、思い込んで
いましたが、あさだけでした。
