2023-71
天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウスは、幼い頃から血液の難病を抱えていた。医師となったマイケルは自ら治療法を探していたが、ある日実験が成功する。それはコウモリの血清を自らに注射するという方法だった。血の渇きに失敗だと悟るマイケルだったが、同じく難病を抱える親友マイロが同じ血清を打ってしまう。
マイロが悪人顔すぎて、マイロが敵になることが早いうちに予想出来てしまう。
しかしマイロ、血清を打った途端親友が敵になってしまうのか……？なぜ……｡
ヴァンパイアになった時の顔がヴォルデモート風で怖すぎる。
よくある設定とは違って怪我がすぐに治らない系なのかと思ったけど、結局よく分からなかった。
エコロケーションが出来るのはおもしろい設定。超音波を発するときの演出もオシャレだった。
ラストのバトルシーンは派手だけど、なんか物足りない。白熱してるようでしてないというか。短い気もする。
何か足りない……と思ったら、血が足りないんだ。シンプルに血が足りん。上品すぎる。マーベルはあんまり観てないけど、アメコミ的なヒーロー映画はもう少し痛いシーンがあったような気が。でも本作は比較的血が流れず、かなり平和。
ずっと画面が暗すぎる。
ジャレッド・レトの少しハスキーな声が非常に良い。なかなか手が綺麗……｡ストーリーはさておき、その辺が良かった(笑)痩せたり筋肉質になったりの肉体改造もすごいし、演技も良かった。ラジー賞の最低主演男優賞を受賞っていうね……。撮影時50歳くらいだったようだけど、実年齢より若く見えるね！
本作はスパイダーマンの敵であるモービウスを描いた作品だそうだが、マーベルとか詳しくない私でもそこそこ楽しめた。しかし、問題はマーベルのファンにとっては期待はずれになったことだろう。ファンじゃなくても内容が薄いって思う(笑)
絶対続編作る気じゃん。
しかもスパイダーマンとか言ってるじゃん。やっぱりマーベルは世界線繋がっちゃうのか……。繋げなくていいのに……。
2作目があるなら、本作を超えてくれることを期待する。
マーベル系にしては短くて観やすかった。
