ケネス・ブラナーが手掛けるポアロシリーズの第二弾です。
とりあえず有名な作品から消化していこうという作戦のようでオリエントの次はナイルです。
序盤に第一次世界大戦下のポアロの活躍をさらりと見せ導入部としては画や音もこだわっていて観る価値ありです。
ナイルに移ってからは古風な推理ものに終始しますが、犯人の自分勝手な人間臭い動機は嫌いではないです。
アーミー・ハマーの黄金期ハリウッドのスターのような佇まいは好きですね。タッパもあって使いづらいんでしょうが、もう少し観たい俳優です。
評判の悪いCGのエジプトですが、そこまで酷くはないかと。多少人物が浮いちゃってるところもありますが…。コロナ禍の延期中に修正できなかったのかな。
本作もコロナの影響でかなり公開がずれてしまった。残るは『トップガン マーベリック』くらいですかね。
