胡麻かりんとう

ナイル殺人事件の胡麻かりんとうのレビュー・感想・評価

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)
4.0
オリエント急行に続いてケネスブラナーのポワロ2作目。
「愛のために…」今作のテーマ。
殺人に限らずそうだろう。静かに物語るナイル…人間存在の根本を成す愛は宿命であり呪縛である。紀元前からピラミッドやスフィンクスはそれを眺めてきたのだろうか。
原作は読んだはずだが内容は忘れていた。あることに目をつければたちどころに推理できるようになっているかもしれない。展開としてはポワロに対して注文はあるが、もちろんそれはミステリのご愛嬌だろう。