ゾンビ映画のターニングポイント、
「ドーン・オブ・ザ・デッド」を作った御本人(脚本は今回ジェームズ・ガンから監督自身に変更)がアップデートして見せた。
アーミーというよりキングダム・オブ・ザ・デッドって気分だったな。娘の目の前でゾンビになっちゃった妻にトドメをさした主人公。デイブ・バウティスタやっぱりいい役者だなあと。優しい目と重戦車の迫力がありながら、醸しだされるどこかチャーミングさ。
ギャグも気に入ったんだけど、やっぱザック映画。自らカメラ回しただけあって画がいちいちバッキバキにキマってるんだな。
オープニングのモンタージュで引き込まれるもんな。
ストーリー自体のガバガバ感なんてどうでも良くなる。ゾンビタイガー、ゾンビホースとかマジカッコいいな。
主人公の贖罪の話はぶっちゃけザック監督の娘さんの件を知っていると涙なしには見られないですな。