20190614鑑賞
ドキュメンタリーはあまり興味ないけど、出演者が上映中止を求めてると聞き、急に思い立って鑑賞。かなり観応えがあった。
慰安婦問題を巡る、左右両翼のバーチャルディベート映画。櫻井さんやら、ケントさんやら、杉田さんなど、保守のスーパースターが思う存分自説を語ってるのにまず驚いた。良くあんなインタビュー取れたな。自分の考えとは相容れないけど、彼らの主張が良く分かり、逆に自分の考え方の補強になった。あと、ナショナリストから引いた女性が「日本を貶されると、自分を侮辱された気になった」という趣旨の事を言ってたけど、共感できた。あの人は純粋な保守だったんだろうな。それに比べると、スター達の論理はちと貧弱で、ビジネスで保守やってるように見えた。
冒頭でいきなり保守スター達を「歴史修正主義者」と分類したのは、監督の立ち位置がわかるいきなりのネタバレで、いかがなもんかな。あと、ラスボスは妄言がヒドすぎて、別に大物ではなく、色んな団体に顔出してるだけの人に過ぎないのではと思った。
