主戦場の作品情報・感想・評価

「主戦場」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず、修正主義とか極論の人ほど圧倒的に情報収集力が無いのと、内輪に対する客観視が出来ていない。

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「日本は戦争(第2次世界大戦)に勝った」「(他研究者が書く)歴史の本は読んだことは無い」とか歴史学者してるオノ・ヨーコの甥っ子やべえ。映画館にアンコール上映リクエスト出した位楽しみにしてたけど、想像以上にトンデモが暴かれていて期待以上。
途中から思想に異を感じ道を違えた人もいたり、怪しい組織も色んな人を孕んでると感じた。心酔してる人もいれば、
利用している人もいる。
従軍慰安婦の像が“ 反日”ではなく“ 反戦”“ 反男性中心社会”の象徴になれば良いと個人的には思ってる。
戦争を振り返らず、違う時代の日本人や天皇が批判されるとまるで自分自身が批判されたように同一化してしまっては、何が議論されているのか気付くことは出来ないだろう。
ゲームなら攻略本買うように、歴史を学ぶ事で減る失敗や難局を越えられるようになるんだと子供には伝えたい。
鑑賞中に悔しさ悲しさやるせなさ、怒りさえも覚えますがとにかくめちゃくちゃ面白かったです。
k

kの感想・評価

4.5
Netflixに配信リクエスト済。

一観客として主戦場に引きずり込まれるかのような構成力、空いた口が塞がらないままずんずん歴史修正主義者たちの核心に迫り、最終的に静かな爆弾が待ち構えていた。

何より観てよかったと思うのは、これまで慰安婦・慰安所の証拠は被害者の証言で充分だと思っていたけど、書類や記事、組織の仕組みなど、確実な証拠があることを知れたところにありました。

二転三転する被害者の証言、問題は二転三転すること自体ではなく何故二転三転してしまうのか。そこにフォーカスしないと問題の本質見えてこない。

歴史修正主義者たちには、本当に心の底から、黙れと言いたいです。頼むわほんまに。
監督ちょっといじってるやん、みたいな部分もあってユーモアのセンスもキレキレでした。

それにしても一度見ただけでは消化しきれないほどの情報量、示唆。
これほど密度の濃いドキュメンタリーを観れたのは本当にありがたいです。
デヒ

デヒの感想・評価

4.4

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日本の侵略戦争と侵略国家で行われた性暴力と強姦、従軍慰安婦。韓国をはじめ中国、台湾などで被害を受け証言している生き証人がいるにもかかわらず日本の右派は「知らないこと」と言い、被害者に「嘘の証言、証拠としての効力なし」と極力否認する。

日本による植民地時代時代(朝鮮、大韓帝国)当時、韓国は家父長制制度が根強く定着していた。この制度を利用して多くの女性を強制的に慰安婦にするようにした。日本はこの心理を利用し、極悪非道なことを犯しただけでなく、一生なかったことで覆い隠そうとしている。
慰安婦被害者のハルモニたちに支持と連帯のためにデモを行い、「平和の少女像」を立てている。これに対していくつかの右派日本人は嫌悪の発言をする。2022年4月初め、日本では「表現の不自由展」を開催した。 人間の一人が考え、それを表現する自由は基本的な権利であり、保障されている。しかし、慰安婦関連の問題は事実に基づいた真実究明であるにもかかわらず、表現の試みさえ阻止しようとする勢力がある。なので表現の「不自由な人」という意味で名付けたことではないかな。
映画は日本の右派政治家たちが厚かましく話しているだけに、見ながらずっとむかついたし悪口を言いたい気持ちが頭の中をぐるぐる回った。それでも映画の構成および語り手は怒るより淡々と語っていて観る側の私もますます怒りは収まり、冷静な状態を維持しながら映画を観ることができるようになった。青筋を立てて大声を張り上げて戦うより、冷静に淡々と論理的に対応するのが、彼らにより挑発的で、効力があるのではないか。

韓国の場面で日本軍性奴隷制問題解決のための「正義記憶連帯」のユン·ミヒャン議員が登場した。家父長制と女性人権に言及するパク·ユハ議員に暴言を吐くユン·ミヒャン議員。パク·ユハ議員の本も論難の余地が多いが、家父長制度の言及は風変わりな見解で面白いと感じたので特に敵対的な感情はしなかった。むしろユン·ミヒャン議員が「小説のような話」が英語で言えば「フィクション」であるにもかかわらず、「ノンフィクション」と間違って言及したことで笑ってしまった。そして本作は2018年に製作された映画だが、以後、ユン·ミヒャン議員は色々な論難に包まれた。(2020年、日本軍慰安婦被害者利用論議)。 2022年現在、このような論難を知った上にユン·ミヒャン議員の発言を見ると、笑わせる。


2022年の一年に 「表現の不自由展」に続いて『主戦場』のリバイバル上映があった。これに加えて現在も右翼と裁判しているパク・スナム監督の映画『沈黙〜立ち上がる慰安部』も観てほしい。(2016年茅ヶ崎市での上映の時に右翼の自害恐喝、右翼側の訴えで裁判が起こり、無罪立証のための裁判が現在も進行中である)
監督の朴壽南(パク・スナム)さんは在日韓国人2世であり、一生を慰安婦被害事実を知らせるに捧げた。(韓国人の従軍慰安婦のハルモニたちが出てる)

5月になって『教育と愛国』というドキュメンタリーを観た。
続きは『教育と愛国』の感想で。
んゃぴ

んゃぴの感想・評価

5.0
授業で見た

これはホント色々な人に見てほしい
どう捉えるかは人の自由だが考えるきっかけになると思う
未

未の感想・評価

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慰安婦について!

わたしは自分の生まれ育った場所が好きだ。何やかんやあるけど好きだ。

だから私は国のこともできれば好きでいたいし愛していたい。

それなのに!愛せないようなことやる!
被害を認めない上に、それを無かったことにしようとする!へん!

過ちを認め謝ればいいだけなのに!日本はプライドたかすぎ🥲そのプライドは他国にいる被害を受けた方々のこと傷つけてる🥲

歴史修正主義は国へのゆがんだ愛(でもないか。むしろ執着)だと思う。


史実に基づき研究する学者たち、歴史の上に生きているんだ!と自覚する、責任あるオトナたち!最高!✨
よねづ

よねづの感想・評価

4.5
歴史修正主義者たちが、今もこの国で権力の座に長く居座っている事実を必ず直視しなければならない。
分かっていたからこそ覗くのが怖かったけれど。

編集は流石YouTuberなだけあってテンポや話の流れが上手くて、飽きずに見られるし、ユーモアたっぷりで良かった。
おやつ

おやつの感想・評価

3.8

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人権侵害が政治と歴史と家父長制と民族差別にみるみる繋がっていく。その解き明かし方がとても劇的だった。
慰安婦は実際にいたし、慰安婦問題に対する日本の態度は誤っている。ただ、20万人という数字も誤っている可能性が高い。登場人物の言葉を聞いて思ったけど、正しい部分と誤った部分を両方内包していることが問題を複雑にするんだなと思った。そして右派よりも左派の方が、支持できる価値観を持っているのかもしれない。とはいえ、登場してるのはだいぶ偏った右派の人だけど…。
河野太郎は支持しないけど、河野洋平の慰安婦問題に対する態度は支持できるなと思った。そして岸信介は民族差別的な考えを持つ人だったんだね。それは知らなかったけど、孫の安倍晋三の態度を見るに勝手に納得した思いだった。あと世襲の議員を中心に醸成されているとされる階層意識(があるとすれば)は本当に害悪でしかないなと思う。
ENA

ENAの感想・評価

4.8
修正主義者の発言を的確なファクトチェックとユーモアを交えて描いていて、ストレスなく観ることができた。
デモも、慰安婦像を建てることも、意味がなかったらこんなに叩き潰されるような目に遭うわけがない。
修正主義者が「慰安婦」についてはある程度客観的に話せるのに、「美しき日本」のことになると急に頭ゆるゆるなコメントをするのが面白すぎた。
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