Gonbe

ニノチカのGonbeのレビュー・感想・評価

ニノチカ(1939年製作の映画)
4.0
おもしろかった!もう一度見返したい映画。
小技とウイットが散りばめられていて、クスッとかプッとかウハッとかずっと笑ってた。
ソ連の3人組もツボだった。

レオンの「ニノーチカ!」と呼びかける声が見終わってしばらく耳から離れなかった。

グレタ・ガルボの名前は伝説だけど、映画を観たのは初めてかもしれない。
冷たそうに見える容姿が役にピッタリだなと思ったし、フランスの暮らしに魅了されていっても笑っていてもどこかぎこちないところが本当っぽくて良かったし、可愛かった。特に帽子のところが。

ダルグー伯爵は策略家でプレイボーイ、社交的で物腰スマート。惚れちゃうなー。
ニノチカは、何にも感じていないのかと思いきや行動や言葉が表情と一致していなくて、本当の気持ちが読めなくて笑えたと同時になんかすごく同情と共感も感じた。

2人の真剣な恋愛に切なくもなった。
最後はラブコメだけに^ ^

コメディとラブロマンスに加えてソ連の社会主義ってこんなふうだったのかと楽しみながら歴史に触れられた。映画の中のニノチカたちの祖国の話に興味深いものがいくつもあった。
この映画が作られた当時のロシア、フランスを調べてみたくなった。
wikiでニノチカを調べて予告動画も観た。当時の予告も今と変わらない感じが興味深かった。キャッチコピーがいいですね〜


NHK BS録画鑑賞
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