ニノチカの作品情報・感想・評価

「ニノチカ」に投稿された感想・評価

加賀田

加賀田の感想・評価

4.0
ある男がカフェでコーヒーをクリーム抜きで頼むと「クリームを切らしているからミルク抜きで良いか?」と言われた、という小話で僕も笑わせていただきました
犬

犬の感想・評価

3.8
検閲

ロシアの食糧危機を救うため、3人の役人がパリで宝石を売却することに
しかし、その仕事が遅れているため、本国から特別全権特使のニノチカという女性がやって来るが....

グレタ・ガルボとメルヴィン・ダクラスが主演するロマンスコメディ

大人の物語ですね

全てがオシャレです

ニノチカのキャラがスゴい!
面白い話をしても決して笑いませんが笑
そんな彼女にも変化が

笑える感じもあり

共産主義と資本主義の違いですね

宝石もヒヤヒヤした
aoi

aoiの感想・評価

3.8
有坂さんに勧められたけどずっと見れてなかったシリーズ。やっと見れた〜!ニノチカ可愛い〜〜。「思い出は検閲出来ないさ」いいね。
エルンスト・ルビッチ監督による傑作恋愛コメディにして、徹底して共産主義を(そして資本主義も)茶化した快作。

ちなみに本作をのちにミュージカル化したのがアステア主演の「絹の靴下」。

ロシア革命時に貴族から没収した宝石を売買するため、花の都パリに三人のソ連の役人がやってくる。
ところがこの三人、お世辞にも優秀な人材とは言えない面々。

かつて所有していた宝石が売買されることを聞きつけた元大公妃は、愛人であるレオン(メルヴィン・ダグラス)をつかって彼らをいともたやすく懐柔する。

宝石売買による外貨獲得が暗礁に乗り上げてしまった当局は、事態打開のため優秀な女性闘士ニノチカ(グレタ・ガルボ)をパリに派遣した。

プレイボーイのレオンはニノチカの美しさにすっかりのぼせ上がってしまい、必死で口説こうとするのだが、超がつくほどの堅物ニノチカはなかなか振り向いてくれない。

というあらすじ。

脚本にはルビッチの弟子でのちにハリウッドの名匠ビリー・ワイルダーが加わっている。

のちに自ら監督した「ワン・ツー・スリー」でも同じようにソ連の通商委員三人組を登場させていて、こちらも本作に負けず劣らずの三バカっぷりを発揮してる。

それにしても、この愛すべき三人組がニノチカを慰める時の台詞「思い出だけは検閲できない」は本当に名台詞ですネ。

本作はグレタ・ガルボのフィルモグラフィーではほぼ最後の頃の作品だけど、最後までこの女優さんは役柄(というか企画)に恵まれた役者人生だったような気がする。

クール・ビューティーの言葉が似合うガルボにとって、本作のような女性闘士役はまさにピッタリのはまり役!!

■映画DATA==========================
監督: エルンスト・ルビッチ
脚本:チャールズ・ブラケット/ビリー・ワイルダーほか
製作:エルンスト・ルビッチ
音楽:ワーナー・R・ヘイマン
撮影:ウイリアム・H・ダニエルズ
公開: 1939年11月9日(米)/1949年11月8日(日)
.
〖ニノチカ〗
.
.
ぼくたちは世界恋人連盟だ、
腕も挙げない、拳も握らない、敬礼はキス。

やっぱりルビッチの恋愛映画はかわいくておしゃれで素敵。

ちょっと前にフレッド・アステアの〖絹の靴下〗を観たけど、そのオリジナル作品。
共産主義を信奉し、国に忠実に働くニノチカ。彼女に恋したパリの放蕩貴族レオンは、あの手この手で彼女を口説き落とすものの、二人の間には高く屈強な壁が立ちはだかる。

アステア版もミュージカルでライトで楽しい映画でしたが、これもとても楽しい😊

ニノチカの前にパリに派遣される三人のおじさん、コメディターンなんだけど、帽子掛けにかかるお国柄を象徴するロシアン帽がお洒落なシルクハットに変わる場面。
酔ったニノチカがレーニンの写真に話しかけるとレーニンが微笑みかける場面。

ルビッチが仕掛ける楽しくてウキウキするシーンがたくさんあって、それだけでも満足なんだけど、さすが#ソフィスティケイティッドコメディ(※洒落たセリフの応酬が見どころの洗練されたラブコメの種類)といえばのルビッチ映画。

たとえば、こんな会話。
『ニノチカ、僕を好き?』
『容姿は不快じゃないわ。白眼は澄んでいるし、角膜も正常』
そう言い放つニノチカに、レオンはうっとりして彼女を見つめて言う。
『君の角膜も素敵だ…』とか。

キスしていたら時計が鳴り、二人がキスをやめる。
『12時に針は重なり合い、キスをする。素敵だろう?』
『それが時計の働きよ』ばっさり。

せっかくうっとりする場面なのに、あべこべなレオンとニノチカがやりとりするだけでこんなにも楽しい😂
ユーモアがないニノチカと、すべてを包み込んで愛するレオン。二人の心が通じあったあとのニノチカ演じるグレタ・ガルボの美しさはこの世のものではないですほんとに。かわいい。あのへんてこな帽子が似合っていいのはグレタ・ガルボだけである。

ちゃんと恋愛映画の起承転結もしっかりしていて、ストーリーにもだらけたり飽きがこなくて面白いんだよね。
モノクロ映画苦手でも、〖ローマの休日〗が好きとかいう人もいるし、個人的にはああいう切ないラブロマンスよりも、こういうウィットに富んだ小じゃれたラブコメのほうが断然楽しめると思うけどな😊

そういう意味ではルビッチの作品は間違いないです。久々に観てだいぶ忘れていたけど、どのシーンもやっぱり大好き。
こう

こうの感想・評価

3.7
脚本ビリーワイルダー、監督エルンストルビッチという字面の安心さよ!!

サイレント映画のスターであるグレタガルボが初のコメディ出演で、美しく凛とした態度からのコミカルな行動が本当にチャーミングで楽しい。

さすがの名作でした。

このレビューはネタバレを含みます

最初はコテコテの共産党員で、ユーモアを微塵も理解しようとしなかったニノチカが初めて笑顔をこぼしたシーンは非常に美しい。大好きな映画。
ラブコメです!資本主義と共産主義のギャップのコメディ。ソ連からパリにやって来た共産党員の女性。そりゃパリなら恋もしますよ!ってお話です。真顔から笑顔に変わるガルボの表情がよかった。オチも良い。ちょっとソ連をバカにしすぎ。
yadakor

yadakorの感想・評価

4.0
80年前にすでにツンデレ的概念があったとはね
(窓の外を見て)見ろ、幸せそうな顔をしている あれは行進が終わったからだ
思い出までは検閲できないさ
kaomatsu

kaomatsuの感想・評価

4.0
映画史において早期にツンデレ・ヒロイン像を確立した、グレタ・ガルボのチャーミングな魅力あふれる、エルンスト・ルビッチ監督の代表的傑作。“お堅い社会主義”に皮肉を込めつつ、お洒落に笑い飛ばすその作風は、ルビッチならではのウィット感溢れる美しさに満ち溢れている。

ある調査に乗り出す羽目になった、プレイボーイ風のフランス人男性・レオン(資本主義)と、グレタ・ガルボ扮するカチンコチンにお堅い旧ソ連人女性・ニノチカ(社会主義)の、噛み合わない二人のセリフがいちいちツボ。

レオン…「ニノチカ、僕のことを好きかい?」
ニノチカ…(無表情で)「容姿は悪くはない。白眼は澄んでいるし、角膜も正常」
レオン…「君の角膜も素敵だ」

最高。こんなふうに、中盤まではひたすらおかしなセリフの応酬。名匠・小津安二郎やビリー・ワイルダーに多大な影響を与えた、エルンスト・ルビッチ監督のきわめて洗練された演出の妙。その精神は、三谷幸喜氏によって、日本の演劇界にも着実に受け継がれている(ちょっと違う? そこはまあまあ…)。
>|