題名に 「幸せ」入れたら この映画に違うものを期待する人が集まっちゃうよー。
この邦題はいけないなー
若者は多分消化不良起こすので決してオススメしないが、半世紀以上生きてる私にはこの映画すごく良かった。
パズルのダブルスパートナー以外 みんないい人なのに
そこ嘘つかずに対話すれば理解してもらえるんじゃ、、?
それは正直に言っちゃダメっしょ!!
など 「なんでそうなるの」ばっかり
でも実際の人生こんなのばっかりだと思う。
私の人生がこっそり映画になって誰かが見てたら「そこでそうしちゃうの!!??」って思われてばっかりだと思う
私はアグネスと違って自己主張型で失敗する人だけど
以下ネタバレ↓
パズルのダブルスパートナーが悪い人ってわけじゃないけど、競技のパートナーなのに「愛してる」とか言い出すのはしょうがねーなーこいつって思った。まさかアグネスがそこに飛び込んでしまうとは思わなかったので驚いた。
でも「よくも悪くもなかった」
この不倫シーンがなかったらもっと受け入れられる映画になったろうに。これでルイ側に感情移入する人多数と思う。でも、あえて、そうしたんだろうな
大学に行かずに専業主婦になったアグネス。優しい夫と2人の息子に恵まれ、完璧に主婦業をこなしていて、そんなアグネスに家族も甘えきっていた
こういう家庭にしたのは家族みんなの小さな積み重ねの結果であり、アグネス本人にも原因がある
自分を全く表現せず、新しいものも取り入れようとしない。よって子供(弟)からは何もチャレンジしない人間と評価されてる。
そんなつまらない人間が、ある日誕生日プレゼントにもらったパズルで覚醒。
自分のやりたいことが見つかるが、最初は家族に嘘をついて出かけていく。
この嘘をつくところ、なんでだろうって思ったんだけど、後半、競技会に出ると正直にいうと「やめたほうがいい」って夫が言うことで推測できる。その時点のアグネスは「あなたの許可は得る必要ない」と反論できる人間になってたが、反論できない時代のアグネスは、「やめたほうがいい」に従ってたんだろう。だから正直に言わないで嘘をつく
夫のルイはとても優しいし、子供たちも性格の良い子に育っているので、
アグネスが結婚当初から少しでも自己主張していたらいい夫婦関係になっていたんじゃないかと思う
一気に爆発した結果になり、かつパズルのダブルスパートナーが異性だったので、そちらからの誘いもあり、一回浮気してしまった。しかもそれは正直にルイに言ってしまった。
この夫婦が元に戻れるかわからないのだけど、2人の子供が取り持ってくれそうな気がして、離婚せずより良い関係になってくれる未来があったらいいなーと思った。
最後にモントリオールに行く。パズルより ずっとやりたいと思っていたこと。
希望が持てると思った。
人生はただの偶然(random)だ
その中でパズルが完成するときの達成感は他にない
ダブルスパートナー ロバートの言葉
すごくわかる
1日あけて3日かかって鑑賞 一人でテレビ画面テレビ音声にて