20年前に見た時はTV版と違う雰囲気で、しんちゃん映画版に恐怖がありました。しかし、友人に勧められて大人になってから観てみると、作り込みの秀逸さに感服。
「オカマ魔女」などの分かりやすいネーミングセンスも、一周回って完成度が高いと感じてしまうのが面白い!
面白いだけでなく、しんちゃんの葛藤も描いているのが見どころ。「トッペマ」が助けて欲しいと頼んできた時に、怖くて断ったけど気になる…助けてあげたい!と、しんちゃんは思っていたのではないでしょうか。
普段は何も考えていないように振る舞うしんちゃんが、「トッペマ」との別れに涙したシーンにしんちゃんの成長を感じました。
また、コミカルなシーンも魅力的。ぶりぶりざえもんの不真面目さも良い味出してました。(笑)