映像美。
元々人類は共同体の生活の中で何かを讃えるため、生贄を捧げたり、トランス状態になって踊ったりしていた。
現代人にとっては恐怖でも、伝統や風習を守っている小さな共同体であればもはやそれが普通とされる。
映像の美しさ、夏至だからこその眩しく頭痛を覚えるような色彩の濃さが表現されていて私はかなり好きでした。
サイケデリックトリップ状態の映像も誰がどのくらいトリップしているのかよくわかってうまくできてうるなと思った。
監督が恋愛映画と言っていたように、ダニーとクリスチャンの絶妙な関係性もきちんと描かれていて、最終的に現代社会であんなに精神をやられていたダニーがハッピーエンドになるという構成も面白かった。
でも顔潰すシーンはリアリティなかったんだけど、あんなに潰れるかなあ？
