カニペンギン

ミッドサマーのカニペンギンのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.8
日常の裂け目から剥き出しの死が侵入したとき、それは秩序の世界を脅かしトラウマ的な不可侵の領域を形成して外界と自己とのあいだの膜になる。
生と死と血に限りなく近づいてまた戻ってくることができるならば、ひとは世界に主体として復活することができる。

セラピー的だというのもわかる。観ながら貧血起こしそうになった。映画館出ながら「こんな大勢で観るもんじゃない……」という気持ちに……。あと主演の女性が池脇千鶴に似ているような。
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