昨年6月に海外で上映してからずっと絶対に見たくない絶対見たい映画って矛盾を抱えてたものの最終的には好奇心が勝って鑑賞。
散々脅していたほど自分の心はバッドトリップしなかったので良かったです。
フォークホラーという括りで納得、創作として味わい深い作り込みのある作品だなあと冷静に感じたしパンフも買っちゃいました。へへ。
テーマはあくまでも夏至祭という「文化」で、おぞましい行為のそれらはその過程でしかないからどこか淡白で、コーティングされたような綺麗さが勝つのかなあ、と不思議な気持ちでしたね。
面白かったです。かつてに見たウィッチを何度か思い出しました。ホラーと呼ぶには及ばないような。
けれど「大したこと無かったよ!」と言い切るには表現や演出に対する執着心のようなものが凄まじくて、見る人やタイミングで大きく左右される代物なんだろうなって感じです。
私ももっとスクリーンが近くて音圧のすごい劇場だったら危なかったかもしれない。
結果として残るものは薄かったんですけど、体験出来て良かったです。面白かった。