観終わったあとのこの爽快感はなに…こっわ………ダニー、良かったね。
こちらアリ・アスター監督の失恋経験から生まれた代物らしいのですが、
監督自身を主人公のダニーに投影しているらしく、まじでヤベーやつだと思ったわ笑
不快なのに爽快というミスマッチ、
説明のない気持ち悪さ、
シンクロする村人たち、
スローなカメラワーク、
と思ったらいきなりバツッとシーンが切り替わる急ハンドル感、
サブリミナル的に張り巡らされた伏線などなど、
エンディングまで一貫して気持ち悪い、映画としての完成度は間違いなく1位…
個人的には、
「あっちでオースティン・パワーズ見る?」
というセリフが出た瞬間(本編とは一切関係なし笑)に、
「えっ、オースティン・パワーズ!?こんな最高におバカでお下劣な映画、この村人たちどんな顔して観るの!?」
って、最後まで気になってしょうがなかった…
アリ・アスター監督のインタビューでは、
「ダークコメディのつもりで撮ったので、笑ってもらえて嬉しいです。物語とちぐはぐなのが面白いんじゃないかと思ったんです。私たちの住む世界とは別次元のような場所ですら、『オースティン・パワーズ』が観られているということが。」
(引用元:https://brutus.jp/article/911/35789)
ていうかダークコメディのつもりで撮ってたのかよ笑