いちじく

ミッション:8ミニッツのいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

戦争による負傷が原因で瀕死の状態で延命装置に繋がれているスティーブンス大尉(ジェイク・ギレンホール)が軍の実験的装置によって死者の直前の状況を何度も追体験する。
電車爆発テロ直前、ショーン(+乗客)が死亡するまでの8分間でテロリストを発見しろと命令される。
なんとかテロ犯を見つけ出したスティーブンス大尉は、装置はパラレルワールド生産機なのではないかという可能性にかけて延命装置を止めてもらい、電車テロを防いだ世界線でショーンとして生きることになる。


サスペンスタイムループSF映画。
「主人公は死にかけでコクピットは脳内のイメージなんだろう」というのは序盤から想像できるし、特別意外な犯人・推理をするというわけでもないんだけれど1時間30分だれることなく楽しめた。短いのも良い。
8分間で電車爆発を繰り返すテンポ感 + 8分間の時間制限有での目的意識 + 役者力 + しっかりした映像の作り込み が良かったのかな?

タイムループものの視聴はコメディ作品が続いてたので悲惨なジェイク・ギレンホールが不憫過ぎた。なのでラストで救われて良かった、、、のか?
身体の持ち主であるショーンの精神は何処にいってしまったんだろうかと引っ掛かる。どうせ死ぬ筈だった命なんだからいいじゃないかということなのか、それともショーンとスティーブンス大尉の精神は合成されたのか。クリスティーナ視点だとホラーにならないか?

2011年頃の携帯電話ってあんな感じだったか。ずいぶんと進化したもんだと思う。
待機しているスティーブンス大尉の冒険も気になる。
ラストのオブジェの意味はなに?未来視?
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