王裕

ミッション:8ミニッツの王裕のレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
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タイムリープ作品にはハズレが少ないと云うのが持論なのですが、例に漏れず良作でした。

この映画のとても良いところは、休憩ポイント(所謂、中だるみ)がありません。
タイムリープ作品は(基本)悲劇回避が攻略条件で、状況の詰みが厳しい程面白く、最後に得られるカタルシスは大きいです。
更にこの作品はゲーム盤の中と外、どちらも緊迫し続けていて、主人公は極限状態を強いられます(気の毒に……

一見袋小路の運命に感じても、前提条件の違いの思い込みであったりしますよね。
絶望的状況下でも、己の心に従う格好良さと希望を教えてくれる映画でした。

『きっとうまくいくさ』
王裕

王裕