まさかた

映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるかのまさかたのレビュー・感想・評価

3.8
冬は妖怪ウォッチ!!

最初にこの映画の情報が出たときとか公開一週間で評価が全然高くなってないのは不安になったけど、「ジンペイ」メデタイ妖怪アークに釣られてほいほいムビチケを買わされた僕には、映画を観に行くという選択肢しかなかった。そして日曜の昼間に観に行くことにしたせいで大勢の親子連れに100分囲まれることになってマジでつらかった。

実際、映画が始まると序盤は主人公のノリとかラップ調のギャグとかにはついて行けなかった。でも、話が進み始めればちゃんと妖怪ウォッチしてた気がする。それで主人公とか周りの奴等がYSPウォッチで変身して本格的にバトルを始めることには、「この映画面白いかどうかは別にして、好きか嫌いかで言えばメチャクチャ好きかもしんない。」って思わされる。妖怪ウォッチオーガの時もそうだったけど、変身系、憑依系のウォッチってかなりかっこいい。欲しくなってしまう。

しかし中盤にかっこいい妖怪ウォッチをやってくれてコレはイイゾってなってきたところで、終盤となり学校がロボットになったり、そのロボットが下ネタを連発したり、隕石が怪獣になったりともはや妖怪ウォッチなのかすらわからない展開になり、またついていけなくなってしまう。最後までかっこいいやつで通してくれよ…。最終決戦、強そうなボスとYSPウォッチ使ったバトルしてくれたほうがよかったよ…。

序盤と終盤があまり好きではないものの、中盤はかなり好きなことと、フブキちゃんやエマちゃんが可愛かったのでこの映画の印象は結構いいです。

思い返してみれば、よくあれだけのことを100分に納めたな。

観に来てた女の子たちの年齢層が若干高めなのは…
まさかた

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