マルコヴィッチ

ハイ・フォン: ママは元ギャングのマルコヴィッチのレビュー・感想・評価

3.5
『松本明子が96時間に出演してジャッキーチェン味をふりかけた様な映画』

元ギャングの主人公が田舎で娘を育てていた。元ギャングということもあり、借金取立ての仕事で生計を立てていたが、とある日に…みたいな映画。



ベトナム映画ということでどんな感じなのだろうと鑑賞しましたがアクションとストーリー共にレベルが高い。

ベトナムの田舎の風景も綺麗だし、生活感が感じられて良い感じ。

見始めているとある時、主人公の顔に既視感があり、モヤモヤしながら見ていると松本明子さんだ!とピンときた(私がこの人に似てると言うと友人からは、あんまり似てないと言われるのですが、私はすごい似ている角度の顔があると思います)

スクーターでのスクーターチェイスがあるが、これもハリウッドなどでありがちな高そうで早いバイクではなく、ベトナムの生活にフィットしているスクーターと言う違和感のないチョイスで緊迫感がありながらも面白い。

アクションも主人公が武闘家の娘という設定でどことなくジャッキーチェン味が時々感じられて良い感じ。

裏の設定が色々ありそうだが、見えにくいのがちょっと難点かと思う。

同じ世界線でのもう1作品があるみたいなので、そちらも機会があれば見てみようと思う。

ボス戦のフィニッシュ技がカッコいいみて損は無いよい映画でした。