CIAで働いていた主人公は、任務中敵に捕まり拷問を受けた末自殺を試みる。自殺ピルは偽物で死ぬことはなかったが、この行動が称えられ、あるミッションを与えられる。それは、第三次世界大戦を止めること。名も無き男は世界を救うために時間を逆行し、奔走する。
ノーラン監督の作品は結構観てきたが、本作は史上最高に支離滅裂で意味不明でした！！ノーラン監督といえば時系列の混乱と物理学のややこしい話が好きで、どんなに話が複雑で理解困難でも本編中での説明はほぼ無く、「自分で考えてくれ」スタンスですよね。でも今回は「自分で考えて」ではなく、完全に観客を置いてけぼりにするスタイルでした。1回観ただけでは100％意味不明だと思う。解説読んでもまだ「？？？」だもん。自分は完全に文系なので物理がどうのの話はマジで意味不明で、時系列がどうなってるのかも本作だけは分からなかった。なんで話を複雑にしたがるのか教えてほしい。不親切すぎる笑
解説を読んでみると、非常に綿密に作られていることが分かった。それぞれが目的を持って、それぞれのタイミングで逆行している。
逆行弾とか、カーチェイスシーンがややこしい。
ロバート・パティンソン演じるニールの正体と運命の伏線も、確かにチラホラ見せられていた。解説を読まなければおそらく半永久的に知らないままだったと思うけど、主人公よりも主人公な生き様のニールがカッコよすぎる！ニール視点のTENET欲しい！笑
ニールの「起こったことは仕方がない」っていう口癖は、本当にその通り。過去は変えられない、でも未来は変えられる。
｢アーロン・テイラー＝ジョンソンに似てるな〜。でもまさかなー、違うだろ〜｣と思ってたらそうだった笑 ヒゲモジャで別人すぎて笑
主人公の名前が明かされないのはファイトクラブ以来だったな。ファイトクラブのように、観客に感情移入してもらいやすいようにっていう狙いでもあったのかな？
しかし長い……。2時間半も要るか？2回寝ちゃったせいで余計よく分からなかった笑
