時間を忘れ去るくらい夢中で観てしまった。
ノーランはメメント、インセプション、インターステラー等元より時間や、次元の概念を映像化して物語にする天才だと昔から思ってはいた。
今回TENETが製作された際、時間の逆行をテーマにしてると知って作品を出すたびに集大成を出すのかと期待をスゴくしてしまった。
量子力学的な理で、始まりから過程、そして結末がある中で、結末は変わらず、過程を変えていく。
本人達はその過程に何が干渉したかは分からずに結末に進んでいく。
ミクロの世界はインターステラーで触れていましたが、ピッチャーが投げた球がバッターを通過し、キャッチャーのミットに収まる。そんな題が有名ですが、それを思い出すような映画だった。
相変わらず、変態的な監督だ。
生きてるうちに劇場で観れるなら、確実に観に行って欲しい。
ただのSFじゃなくて、あれは科学です。