ひゅ

TENET テネットのひゅのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.0
公開からやや遅れての鑑賞で、周囲が「一回観ただけでは到底理解できない」と口を揃えて言っていたけどそれをようやく自分も体感した。
映画に限らず、作品に触れるにあたって理解することが全てではないけれどやっぱり理解しようと足掻くのが面白いし何度も見ようという原動力にもなるよね。
パンフレットのインタビュー欄でロバート・パティンソンが語っているように「完璧に理解するには物理学の博士号が必要かも知れない」ってのと、物理学者の山崎さんが解説してくれているページでも「理解の及ばないシーンがありまだ不完全である」って書かれていたりと実際に演じたキャストや専門家ですらクエスチョンマークなので自分なんか初見で観てなるほど!ってなるわけが無いのよ笑

僕が大好きな岡本太郎氏の著書にも書かれていたけれど、芸術ってのは理解されるものでは駄目で、凡人の理解を超えた先を行くのが新たな物を生み出すことである的なこと書かれていたからノーラン作品は本当に一つのアートですね。
(なんか個人の感想というより引用ばかりになっちゃったなわからなすぎて)
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