2020.112作目。
ノーラン監督作品、初めて映画館で観たけど映画館で観るべき作風なんだろうなぁと思った。
長めな上映時間も、長いと思えないくらい集中できるし、圧倒的かつリアルなスケールを大画面といい音響で聴けるのは良い。ノーラン監督、映画大好きなんだろうなぁ……ありがとうなぁ、公開してくれて……。
にしても切ねぇ〜！！ キャサリンのキャラクター格好いいし大好きだけど、ちょっと理性が欠け過ぎているような印象を持ったかな。まぁわりかしノーランあるあるなので、とか思った。
ニールがめっちゃ好きです。「(殺すとしたら)君だろ？ なら悪くない。」とかラストの「君だ。」とかもう本当に切なくてちょっと泣けた。
主人公の名前なんだろうと思ってたら名前ないのね。それもちょっと悲しい。
いやにしても難しいーーーー！！ 今なんのためにこれをしているのか、整理しようとしたら次に進んでいて「休憩をくれ！ 」と思わなくもなかった。でもまぁあの疾走感だからこそ楽しめたんだろうけど。
でもせめて名前は表示してほしいってちょっと思っちゃったな。キャサリンとか、プリヤが1回口にした以外は「彼女」呼びだったよね？ セイターもずっと仄めかす感じがあったし。
まぁ抽象的な色を強くしたかったのかな。こんなに混乱して、わからん！ ってなるのに面白いの何？ まじで凄いな、ノーラン。
最初より後半の方が難しいって聞いたけど、後半の方が回収していたり事態が起こるからかある程度整理はついたと思う。理解とか、説明はできないけど。
下手したらメメントより短く感じたな？ やっぱり映画館で観るために作られた作風なんだなぁと痛み入った。
ニール……幸せになってほしいなぁ。
音楽と音響も最高だった。やっぱりリアルなセットを使うから画は大迫力で、それに合った相乗効果が凄まじかった。
そしてやっぱりアンゼたかしさんの訳が秀逸。「心を傷付けられても愛し返せる女じゃない」とか「虎は飼い慣らせない。服従するんだ。」とか、好きなワードが多かったな。
言うの2回目だけど、こんなにわからなくて面白いの凄いな！？ ただ頭をたくさん使ったので、甘いものを食べます。
インターステラー観ないとなぁ！！！
追記。
冒頭のニールのことを思うと切ないな……。爆撃と同時にあれをやったのかな……。ニール……。
弦楽器やっているので冒頭のコントラバスのシーンでは叫びそうになりました。ノーランのことだからどうせあれはガチの楽器。
