このレビューはネタバレを含みます
躍動感のあるアクションシーンを
楽しめる本作。
可愛いキャラと、
憎々しいキャラの掛け合いにより、
そのアクションがよく映える。
世界観は、ベースは外国だが、
その大都市の一角に忍者屋敷が存在するなど独特。
主人公の律花も、
父親アレンとのチャットは外国語など、
海外に和テイストが入り混じる。
一番の見所はやはりアクション。
機敏で俊敏な手数に対する、
ド派手なサイキックアクション。
作画は乱れずとてもきれい。
キャラも魅力的だが、
本作だけでは全てを捉え切ることはできない。
理由は全てを伝えきれずに終わっているから。
終わり方は、こんな感じ。
「私たちの戦いは、これからだ!!」
全てが解決したわけではなく、
身近にいたキャラも「結局この子は何者?」という
不完全燃焼で幕を閉じている。
まさかの映画で打ち切りみたいな終わり方をしたけど、
次作が気になるところです。
1つだけ、
ある女の子がまったく学習しないシーンが繰り返され、
少しだけ「いい加減、学ぼ?」と思うことがネックです。
まぁ肉親だからこそのそれだよね、という歩み寄りは
大事です。