あか

魔女見習いをさがしてのあかのレビュー・感想・評価

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)
3.0
はじめから泣かしに来てた。
ドレミちゃん達と同じ絵柄、同じ動きでリアルが描かれてることへの違和感と奇妙さは新感覚でした。
はじめのオープニングから泣いたし終始泣いてはいたのですが個人的には、それぞれの悩みに向き合いすぎてて、それを丁寧にクリアしていく感じが正直退屈ではあったなあと。そもそも、そんなに悩みがはっきりしてんなら大丈夫やろ、みたいなとこもあるし。
アニメならではの必然性みたいな刺激がなかったのも残念。まあ、ドレミちゃんの絵柄で現実が描かれてるって部分だけで価値はあるからいいんだけど。だからこそあの頃の自分では気づけないであろうアニメらしい現実の描きかたがほしくはあったかなあ。
でも主人公のお三方の声がお上手でびっくりしちゃいました。
「そこまでリアルの問題詰め込みますか」ってくらいのてんこ盛り。みんなの持ってる魔法がそれぞれあるなら、それを指摘してくれる「仲間」はやっぱり大切なんだなと思った。
あか

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