なんやこれおもんないぞ!笑
ただの観光映画やないかい!
女の子三人とも喋り方可愛くて癒されるけど、
それだけ…。
まぁでも特に広島の子は可愛い。
『この世界の片隅に』でもそうやったけど、広島弁可愛い(笑)
でもこの広島の子、性格はやばい。
「男運がない」って、お前の性格が悪いだけじゃ。
「父親に似とる」って理由で男に甘いのも馬鹿やし。
まぁその父親もクズ野郎だったから似たもの同士か(笑)
ほんでこの広島の子、父親に拒絶されたことを帰国子女に八つ当たりして、
ほんでわざわざ帰国子女は尾道まで謝りに来てくれたけど、
最後まで広島の子は「許してあげる方」っていうスタンスでいるのほんまクズ。
病院で広島の子が「入院してるの父親かも…」ってシリアスになってるときにも、
残り二人のリアクションがギャグっぽいし、
なんかテンションがキツい。
後半突然ラブコメになるし。
三人の抱えている問題がいつの間にか解決されてて、「一体何を見せられているのか」という気持ちが凄い。
でもここの、爽やかに振られて終わるところはよかったなぁ。
男の気持ちも分かる。「誰とも上手く付き合えない」って。
それに対しての「傷つけ合ってでも一緒に居たいと思える相手」ってのも良い返しだと思う。
「誰とも上手く付き合えない」
「でも私たちと二日間楽しく過ごしたじゃないですか!」
「それは二日間だったからですよ…」
わかりみが深い笑
あとラスト、空を飛ぶのが今の自分たちじゃなくて
「過去の自分たち」ってところもよかった。
「魔法」と、ある意味決別することこそが大人へのステップだというのが表現されてた。
総評として
題材は最高級の物が揃ってたと思う。
それを120パーセント活かせてた場面もあったとは思う。
ただ、全体の構成が下手すぎるのと、ノリがキッツい。
観光映画としては、
広島も奈良も京都も見れて楽しかったんやけどね。
てかどれみちゃんたち、京都来てたんやな。
あー、これ監督『たまゆら』の人なのか。
あれもノリがキッツいなぁと思ってたわ。納得。