2020年3月18日にKino festivalで日本初公開された作品でもあり、コメディではありませんので、それ以前のコメントはカナダ・米国の同名の別の作品について書いたものと思われます・・・https://www.imdb.com/title/tt0340331/

こちらはフランスの作品で、原題は、L'école buissonnière。
この作品が表現しているのは「命の学校」で、自然との共生の知恵や食物連鎖の意義を説くとともに、戦争遺児や親子関係が背景としてある。自然や動物の動きの撮影はニコラ・ヴァニエらしく秀逸！
キャストがキャラや気持ちの変化が分かりやすい演技をしている。

多分これかな？
きれいな終わり方してたけど、映画にする意味とは？と思ってしまった笑

これくらいの年代の時僕も勉強なんて何の意味もないと思っていた。今では全くそう思わずあの時もっとこうしていれば良かったと思うことの方が多い。
夢をもって学校生活を頑張っていた友を失った時に、あの子は今を生きることの意味を知ったのだと思った。劇的には変えられないけれども変わろうとする意気込みをあの子から感じたし、周囲のやんちゃ坊主たちも変わっていく姿が良かった。

生徒だけでなく、先生側の物語も進む。日本との学校という仕組みの違いに気づかされた。これだけジョークが行き交う中で自らを主張するのって大変そう。まともに生きてても損するだけな気がする。このような文化が欧州圏の個人主義、自分のことは自分でする、強いアイデンティティになってるのかなと思った。