世間の雲行きが怪しくなりつつあるこのご時世なので、今を逃したらまた映画館としばらく引き剥がされてしまうかもと懸念して、足を運んで参りました。新型ウィルスが無くても映画館とはご無沙汰で、、、記録を見返したら、最後に劇場に行ったのは年始のSW9公開の時でしたね。ブランクありましたがやっぱり映画館って最高。昂って観賞後すぐチケット買って、「ミッドサマー/ディレクターズ・カット版」にハシゴしちゃいました。ええ。
良いと思えるものにお金を落としてそんなやり方で製作者を応援していけるのは社会人の特権であるようにも思います。(生活・貯金との兼ね合いはよく考えよう)
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さて、私をカンフー映画ワンダーランドに誘いし「イップマン」シリーズも遂に完結篇を迎えました。(涙で前が見えない)
「イップマン」シリーズは、Filmarksをスクロールするといつも熱量ムンムンの文量モリモリレビューしか見当たらなく、このシリーズがいかにファンたちに愛されているかがわかります。ミーハー観客(生態:レビューにおいて、よく「考えさせられる」というペラワードを多用する)はおらず、イップマン・チルドレンの純度100%、すごく良いです。フンフン。
シリーズ全作リアルタイムで追いかけられた訳ではないけども、イップマンを好きでいて良かった、彼の(自称)弟子で良かったと、心から思える完結篇でした。
イップマン最高。
イップマンありがとう。
(涙で前が見えない)
途中まではバトルシーン少なめで冗長かな?とも思ったけれど、すべて後半以降への布石ということですね。ボッカンボッカンアクションを安売りして見世物扱いするより、「勝たなくてはならない理由」の描写をきちんと積み上げて、精神の闘いに昇華してくれているのでかえって好印象。
ラストの木人椿のシーンはもう、これまでのすべてが込み上げてえらいこっちゃでしたね。本当に足向けて寝れない素晴らしいシリーズでした。
ドニー・イェンお疲れ様でした。
そうだ太極拳始めよう。(詠春拳ではない)
p.s.
ブルース・リーの私服が洒落てる。。
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2回目: レンタルDVD 2020/12/20