予告の時から何故か気になっていた。正直邦画はあまり映画館で観ない方ですが、雨の音とか、映画館で観たことで非常に効果的に感じられた。
ストーリーは、、感情移入は難しく、お父さんのDVで3人の子供が傷付くのを見るに見かねて、お母さんが殺してしまい、刑期プラスαの15年後にまた会おうねというところから始まる。ただ、、この15年は三兄弟に取ってすごく長く、大きな時間であり、それぞれが感じ、選んだ道が違う。長男長女は、母のしたことをある程度正当化し、自分たちのためにしてくれたことと受け入れるも、夢は諦めて生きている。次男は逆に母を拒絶するものの、一応は夢に向かって生きている。
佐々木蔵之介のストーリーをオーバーラップさせる必要があったのかよくわからないけど、ひとよは一夜であり、それぞれにとって何か特別な一夜がある。
んー！最近インド映画と韓国映画の台頭を感じてたけど、日本映画特有の、答えを出さず、最後も各々によって答えを考えさせられる感じが良かった！
すごいよくできた映画。
みんな演技素敵だったけど、特に次女の演技が自然ですごい良かった。
