村田泰祐

デッド・ドント・ダイの村田泰祐のレビュー・感想・評価

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)
3.0
クセ強いコメディゾンビ映画。普通のゾンビ映画見飽きた人はオススメ。

「最悪な結末になる気がする」。アダムドライバー演じるロニーは冒頭から最後までずっとメタ発言を繰り返す。

舞台はセンタービルというのどかな街。政府とエネルギー会社の工事により地球の自転はズレてしまった。

その影響で動物たちが凶暴化、日照時間もバラバラ。ついにはゾンビも出てくる世界に。

ビル・マーレイ演じるクリフ警察署長、ロニーは成り行きに身を任せゾンビが徘徊する街に繰り出す_

今作はシュールな笑いが随所に盛り込まれる。アダムドライバーはずっとネタバレのメタ発言を繰り返すし、今作のエンディングテーマをあの手この手で流そうとする。

ダイナーで襲われた第一被害者の構図、コメントは3回も繰り返す。とにかくしつこい。

ギャグが観客にウケるかウケないかは人それぞれだが、万人にとって親切ではないことは確かだ。
村田泰祐

村田泰祐