"あなたは、この結末を「誤訳」する"
コピーからあふれ出る自信が、お肉屋さんが提供するハンバーグの肉汁並。
しかも、ウマいこと掛かってるから尚更良いコピーだなぁと、映画を観る前から期待は高まります。
物語は、全世界待望のミステリー小説(完結編)を各国で同時に発売する(ネタバレもさせない)ために、9カ国分の翻訳家が洋館に集められて監禁状態で1ヶ月くらいかけて翻訳するまで帰れません、という設定。大変そう。
でも、この翻訳前の脚本が、なぜか流出しちゃう。
元ネタは『ダ・ヴィンチ・コード』の出版秘話らしいです。LiLiCo氏が「よくここまでエンタメにしたな〜!」とコメントしていたのでとても楽しみにしてたんですが、種明かしの過程とラストの畳み掛けが見事で、次から次へと更新される情報を例えるなら、わんこ蕎麦。
お腹いっぱいです。
ミステリーは食わず嫌いであまり観る機会がなかったけど、今回で胃袋をつかまれたので色々と観てみようと思いました。
ちなみにこの映画にフード要素はありません。