air6

わたしは光をにぎっているのair6のレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
4.6
めちゃくちゃいい。今後の人生においてかなり大事にしたい映画かもしれない。

銭湯で住み込みバイト、ミニシアターでもはや住むくらいに居座るバイト、私はやはりどうしてもこういうのに憧れるし、わりと近いとこまで実現させられる人なんだと思った。
都市開発に伴う立ち退きによって閉まる銭湯とミニシアター、商店街…。資本主義的な波に抗うことのできない文化的なものの歴史について考えると苦しくなるー。かといった都市的な様式も大好きだから、自分の価値観にパラドックスが生まれもうわからなくなる。なかなか難しく?考えてしまった。

「最後までやり切りましょう。どう終わるかって多分大事だから。」
「言葉は必要な時に向こうからやってくるものなのよ。形あるものはいつか姿を消してしまうけれど、言葉だけはずっと残る」
はー、すごいセリフや。
air6

air6