せろり

わたしは光をにぎっているのせろりのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
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2019年92本目。


祖母の入院をきっかけに実家を出て
東京に出た人付き合いが苦手な澪と
下宿先の銭湯を通して出会う人々との物語

「終わり」を見据えて何かをやるって
なかなかできない。
でもやれることからやる、やりきる、
そう思いながら終わりに向かうことで
気持ちや思い出ってかなり変わってくる。
映画作りだって、恋愛だって、銭湯の仕事だって。

だから、

しゃんとする。
どう終わるかって、たぶん大事だから。


不器用ながらも澪の成長が
軽やかで少し切ない音楽とともに
流れて行くのが心地いい映画でした
せろり

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