ジャンプ漫画大好きですが、読んだことのない数少ないメジャー漫画の一つがるろうに剣心です。
2011年から公開した1,2(京都大火編),3(伝説の最期編)が好きだったので観に行きました。
読んだことはないものの、人気漫画なのでざっくりとは内容を知っていました。
今回のTHE FINALは、今まで剣心が背負ってきた罪、時代の為に多くの人々を殺めてきた過去とどう向き合うかではなく、その中のある人物に焦点が当てられた作品になっています。その人物との過去に関わる者たちが剣心の前に立ちはだかります。
今までの作品よりも、より陰鬱に、それでも今を守る為に剣心は剣を振りますが、それも重々しく、剣心の背負ってるものの大きさを感じます。
私自身も結婚して間もないので、愛する人を失うことがどれほど辛いのか、想像もできません。観ていて涙が出ました。
途中で剣心が「何度も死を考えた。しかし、どうすれば償えるのかが分からない。(正確ではないかもしれません。)」という言葉を発するのですが、この言葉がとても重いです。
それでも過去を受け入れて、今できることに尽くす剣心の姿やそれを支える周りの人たち、平和の世を願い生きる人たちに感動しました。
映画はTHE BIGINNINGへ続きますので楽しみです。