これまで、3時間を優に超える長尺から二の足を踏んできた本作を、『モリコーネ』予習のため初観賞
これは、20代前半というこの時期に観られて本当に良かった!!長尺ではあるが、そんなに時間の経過を感じない程のめり込みました
デニーロ演じるヌードルスが、自分の過去を振り返っていく、一言で言うとただそれだけだが、この語り方が面白いです
描かれる過去は基本的に2つのみで、それ以外の空白(特に直近35年)はセリフで匂わす程度で、観客が勝手に補完しなくてはならないです。この想像のさせ方が本当に上手いなと思いました
本作でも西部劇程では無いが、レオーネの卓越した演出は健在。ラストショットは鳥肌と同時に、観客に解釈を委ねる形に。今更ながら、レオーネの演出はかなり好きなのかもしれない、と発見しました
誰しも一度は聞いたことある、モリコーネ御大のサントラも涙を誘います
観賞後にジャケットを見ると、作品が端的に表現されていて更にグッと来ました
歳取ってからもう一度観直したいです
あと、ドル箱三部作も昔観たっきりなので観返したいです