こういう映画見ると、世の中意地悪な人ばかりじゃなくて、人類もまだ捨てたもんじゃないなあと思える。ストーリーは優勢なのか劣勢なのかが常にわからなくて、観てる間ずっとそわそわ。でもそれが立てこもってるときのリアルなのかもしれない。いわゆるヒーローみたいなキャラじゃない、動揺したり突っ走ったりしちゃう主人公にはハラハラさせられたよまったく！セリフ回しもユーモアがあっておもしろかった。あえて言うなら、彼らのとった行動がいろんなメディアで報道されて人々を動かしてくみたいな、やすっぽい感動シーンがあったらよかったな、ちょっと見えづらくて、ちゃんと報われててほしいと願ってしまう。
序盤で出てきた、ほかの人たちが図書館利用する権利も守らなきゃいけないっていう趣旨のセリフ、それも間違ってないと思うんだけど、どうなんだろう。
