エマ

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のエマのレビュー・感想・評価

3.8
ウェス作品はメッセージ性を強く感じたりしないから「あぁ、映画ってそういえばこれでいいんだ」って思える。

今作も、美術館を歩いているような気持ちになりながら、少し途中でウトウトしたり、そんなふうな楽しみ方ができる映画って貴重だなって。

有名な監督の作品で、公開されてからまだ2日の土曜日に客ガラガラ笑

ポツンポツンといるお客さんもみんなおじさんで、1人で見に来てて、「時間を持て余した者の暇つぶし」みたいな雰囲気がとても心地よかった。

皆おじさんだからか、映画が終わって帰る時の足取りも遅い、また家に帰りたくないのかなぁ笑

ウェス・アンダーソンを思い出すことの出来る作品でした。何も得ては居ないけれど、心が少し軽くなったような、「気がする」。
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