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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のtheymdのレビュー・感想・評価

4.0
美術や切り取られる構図などなど、相変わらずのこだわりや美意識に目が興奮。お話も雑誌のようにライターごとのオムニバス形式で、ニューヨーカー誌に思い入れのある方が見たら、より面白いんだろうなぁ。しかーし、文化への愛や人間愛をしっかり受け取りました。良質な記事にはストーリーがいかに大事かということも。そして、やりたいこと全てやったる!という監督の気合も。

(あと余談ですが、シャラメはシャラメ感が強すぎるような。一瞬出た、このサイテーな世界の終わりの男の子の方が、ウェスアンダーソンの世界観には合っているように思いました。シャラメのことは大好きです!)
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